2010年05月25日
霧の中の渡り鳥
渡り鳥シリーズと言えば
日活の小林旭がおります。
この作品は、
東映の昭和35年5月公開の
大川橋蔵の股旅シリーズ
「草間の半次郎」の第4弾。
当時の大御所女優
山田五十鈴と初顔合わせ乍ら
橋蔵の実力は息もぴったり
多くのフアンをうならせます。
旅烏の半次郎が
生き別れた母親と偶然にも
再会を果たしますが、
凶状持ちの為に名乗りを
果たす事も出来ずに再び
一人旅を続けるという
哀愁を漂わせてくれます。
何処か氷川きよしの
「箱根八里の半次郎」を
ダブらせてくれます。
この歌の作詞家は
単に過去の股旅物になかった
箱根と言う舞台と架空の人物を
描きたかったようですが、
髭爺の脳裏には橋蔵の
半次郎が浮かんでおりました。
偶然にも、
映画界の2枚目と演歌界の
2枚目?の競演かもしれません。
橋蔵のこのロケシーンが
浜松で行われたとき
浜松駅は黒山の人だかりで
道路には橋蔵の車を追いかける
フアンの行列が続くなどの
大パニックだったようです。
地元の漁師小屋が見物人の
人波で倒壊すると言う騒動も
起きたようです。
同じ半次郎でも氷川きよしを
大川橋蔵と比較するまでも
ないようです。
感謝! 神謝!
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Posted by 髭爺 at 11:28│Comments(0)
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