2010年01月08日
雪之丞変化

昭和34年12月公開の
本作品は大川橋蔵が熱望した
難しい一人三役の演技を
見事にこなしております。
宝塚歌劇団出身の淡島千影も
この東映作品に初登場です。
昭和9年に朝日新聞で連載が
始まったこの作品は翌年には
長谷川一夫主演でも映画化
されております。
この「雪之丞変化」の作者の
三上於菟吉は昭和初めの文学
全集ブームで大金を得ました。

そして、
妻に「家でも指輪でも買ったら」
と言ったら、「女だけの雑誌を
作りたい」と答えたという妻が
あの長谷川時雨だったのです。
話が逸れてきましたが、
長谷川時雨という人は
林芙美子や円地文子、
佐多稲子…等の女流作家を
世に多く輩出した「女人芸術」
の創刊者だったのです。
宮本武蔵の作者でもある
あの吉川英治に「明治に一葉
あり、昭和に時雨あり」と
言わしめた女性でもありました。
こうした時代に花開いた作品に
大川橋蔵は命を吹き込んだのです。
作品の素晴らしさは元より
大川橋蔵の三通りの魅力を
楽しめる作品です。
感謝! 神謝!
入団希望者の方

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Posted by 髭爺 at 10:55│Comments(0)
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