2009年04月18日
鳴かぬなら…
織田信長は、
鳴かぬなら殺してしまえ時鳥。
豊臣秀吉は、
鳴かぬなら鳴かせてみよう時鳥。
徳川家康は、
鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥。
其の時のお山の大将の特徴を
表す警句が詠われております。
大人であれば誰知らぬ者は無し
ともなっております。
この作者は、
10代将軍徳川家治の時代の
今から丁度200年前に没した
9代平戸藩主の松浦清(静山)です。
平戸藩は、
肥前国松浦郡並びに壱岐国を
領しておりました。
野村監督が、
「勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の勝ち無し。」
と言った名言も松浦静山が著した
剣術書「剣談」に出典されております。
静山は、
大名ながら剣術の達人でもあり、
歴史書も残しており
文学者としても秀でた方でした。
17男16女にも恵まれ、
其の内の11女愛子が公家の
中山忠能と結婚し慶子を産み、
其の慶子が孝明天皇と結婚し
明治天皇の生母となられております。
つまり、平戸藩の松浦静山が
明治天皇の祖祖父となる訳です。
平戸藩は、
明治4年の廃藩置県により
平戸県となり、後に長崎県に
編入されました。
明治17年に松浦家は伯爵となり
華族に列せられる事となりました。
鳴くまで待とう時鳥の警句は、
努力の影には誰にでも当てはまる
言葉で御座います。
感謝! 神謝!
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Posted by 髭爺 at 12:32│Comments(0)