2008年10月27日
観劇の感想
一昨日、浅丘ルリ子の
「恋ぶみ屋一葉」を
観て来ました。
浅丘演じる一葉の女の
いじらしさが存分に
表現されておりました。
一葉は仲良しの小菊から頼まれ
代筆した恋文を弟弟子の
近藤正臣演ずる加賀美に
書き送っているうちに
いつしか自分の心を表現しており
愛している自分に気付きながら
小菊に義理立てしていたのです。
加賀美が、小菊が亡くなったのを機に
手紙を燃やしてしまったという事を聞き、
一葉は何とも言えない
言葉に言い表せない心の衝撃を
感じてしまったのです。
一葉の本心を一葉が気付いてゆく
そうした話の流れに、
髭爺はいつしか涙を流していました。
そして、加賀美も本当に愛していたのは
手紙の文章の本当の主の
一葉であったということに
気付いたのです。
この作品は、
髭爺の大好きな杉村春子が
書き下ろした作品でした。
43年前に
杉村春子の「女の一生」を
見て、フアンと成りました。
上演回数900回を超えた
作品です。
髭爺が目指していたのは、
演じる側のマスターベーションではなく
杉村春子の世界の様な観客が感動を覚える
日本人の男心・女心を表現する
作品だったのです。
さて、
博多駅でチッチと裕ちゃんに合流し
なるちゃんの学校に行きましたら
とてもうれしそうに
ご両親が待っておられました。
初めて聞く「山田かまち」と言う
17歳で逝った天才少年の話です。
19歳の学生達がかまちの愛した
音楽と彼の貯め描いた絵を中心に
表現する世界は、
若者の情熱が溢れておりました。
堕落している多くの若者に
是非聞かせてやりたい
見せてやりたい演劇でした。
ここでも「山田かまち」と
演じている若者達がダブり、
なるちゃんの頑張っている姿を見て、
つい涙してしまった髭爺でした。
是非、「山田かまち」をネットで
検索して欲しいものです。
感謝! 神謝!
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Posted by 髭爺 at 09:41│Comments(0)
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