髭爺の徒然なるままに

昨日は、
俳優米倉斉加年主催の
劇団「海流座」の公演を
見に行きました。

髭爺にとっては懐かしい
約４４年前に始めて舞台に立ち
主人公の長男賢一郎を演じた
菊池寛作の「父帰る」だったのです。

髭爺の舞台への目覚めは
この作品でした。

父親はベテランの米倉でしたが、
今の髭爺は長男の賢一郎ではなく
父親を演じる年となっております。

もう一つは、木下順二作の
「二十二夜待ち」でした。
この作品では、村人役を
地元の人たちがエキストラに応募して、
出演しておりました。

髭爺は、
当日券でしたので3,500円でしたが、
大半は3,000円の前売り券を
購入しておられました。

99％以上が髭爺よりお年を
召された方々で、
開場一時間前には長い行列を
なしていました。

昨年、米倉が8人で「海流座」を
旗揚げしたとのことです。。
そして、全国公演を続けております。

7月3日より13日まで
福岡・熊本・福井の十箇所巡演です。
村人役のエキストラだけが、
全て地元公募の方々で、
主要な役だけ、
全国を回っているのでしょう。

時間は、夫々40分くらいでしたが
作品が素晴らしいので
充実した内容でした。

長男賢一郎の役は、
昔の髭爺の方が良かったかなんて、
一人悦に入っております。

感謝！　神謝！

◎名作を　演じてみたや　今の世に
　　　　　　　　　　　荒みし人の　心洗わる


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