三方六

髭爺

2008年05月30日 10:29


昨日、4泊5日の北海道旅行を
夫婦で楽しんできた友人が
「さんぽうろく」と言うお菓子を
土産に持ってきてくれた。

アンケートモニターとやらで
二人で10万円程度で行った
とのことである。

旅費の安い事もさることながら、
「三方六」と言う呼び名に
驚かされた。

北海道開拓時代、開墾のための伐採が
各地で行われ、真っ直ぐな木は建築用資材、
その他は、薪に割り厳しい冬の燃料に
供されたとのこと。

其の薪の木口の三方が
夫々六寸(約18cm)であったことから
三方六と呼ばれたらしい。
相当太い薪である。

味は、バウムクーヘンの味だが
形は、確かにイメージが三方六である。

昔、かまどでご飯を炊いていた折、
丸い木を先ず半分に割り、
更に半分に割って薪にしていたが、
正にこの形である。

薪の割り方の基準として、
語り伝えられていたのである。
ココにも先人の方の生き様が
感じ取れる思いである。

感謝! 神謝!

◎先人の 暮らしの知恵に 目覚めけり
          土産の呼び名 生きとし生けり



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